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テヒョンSide ページ43
翌日、あのキスは一体何だったのか
他の取り巻きの男たちにも、同じ事をしてるのか。
A「テヒョンア、おはよう」
胸に飛び込んで、サメの牙の胸飾り弄る。
パッと手を離して、水やりに戻る。
TH「弄ぶのも、いい加減にしろよ」
壁に押し付ける。
A「あら、何怒ってるのよ？ 昨日のこと？
キスなんて、どうせいつもしてるんでしょ」
冷静なAの態度が気に食わない。
何でこんなに腹が立つのか、分かってる。
自分の気持ちに気づいている。
ずっと手のひらで転がされてる自分が、
滑稽で恥ずかしい。
A「楽しい思い出は、沢山あった方がいいでしょ？」
息が荒くなる。
暑さと怒りで、頭が焼き切れそうだ。
この白い肌をぜんぶ晒したい。
俺のものだって跡をつけたい。
タンクトップを肩から外して、
名前の白い首筋にキスマークをつける。
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作者名：nana | 作成日時：2022年8月20日 22時
