夏の果 (ページ24)

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闇ホソクページ24

いつものように海の家で男たちに囲まれていると、

男「Aちゃん、お酒飲んだことある？」

「今晩海辺で飲み会するからおいでよ」

A「行ってみよう、かな？」

男「よっしゃ！そうこなくっちゃ」

夜が更けていく、海辺のパーティー。

「飲め飲め～！」

酒瓶を次々と飲み干していく海の男達。

グラスに入った琥珀色の液体を見つめる

これを飲んだら、少しは大人になれるかな？

「ほら、飲んで飲んで！」

騒いでいると、近所の住民が警察を呼んだのか、

パトカーのサイレンの音が聴こえて来る。

「やっべ！おい、撤収だ」

JH「A！こんなところで何やってるの！」

A「あれ～ホソクさんがいる」

JH「こっち、早く！」

お酒に酔ってふわふわといい気持ちになっていると、

ホソクに見つかって怒られた。

子犬のようにしゅんとするA。

JH「俺も男だからさ、嫌でも分かるんだよ。

まず未成年の女の子に酒飲ませるって時点で

クズだと思うよ」

吐き捨てるような口調、

いつもの太陽みたいな彼とは正反対。

ちやほやされてばっかだから、

叱ったり、皆んなと平等に接してくれる所が好き。

特別扱いしないから、あなたの特別になりたいの

彼女にはどんなふうに笑うんだろう？