夏の果 (ページ22)

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ライフセーバー　ホソクページ22

ライフセーバーのホソクは大学生で、

ジミン、テテとも小さい頃から仲良しだった。

お人好しで面倒見のいい、みんなの人気者。

叔父「A、たまにはお使い頼まれてくれ」

海の家で男たちに囲まれているAに声をかける。

Aは水着にガウンを羽織り、

スポーツドリンクやサンドイッチの入った

ボックスを抱えて行く。

ライフセーバーの皆さんに差し入れだけして、

とっとと帰ろうと思っていると、

そこで、ホソクに出会う。

日焼けした肌と引き締まった体。

太陽みたいな爽やかな笑顔が眩しい。

JH「君は……」

A「Aって言います。叔父の海の家で働いてて。

これ、差し入れです」

JH「ありがとうね。
　
一人でこんなに、重かったでしょう？

明日から俺が運びに行くよ」

ブンブンと首を振る。

JH「いいから、同じ時間でいいよね？」

有無を言わせぬ笑顔に圧倒された。