夏の果 (ページ13)

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忠告ページ13

帰り道、テヒョンと言い争いになった。

JM「テヒョン、いい加減にしろよ。

何でそんな絡むんだ？」

TH「何回か店に通ううちに分かった。

この子はどうしようもなく、
　
周りの男をダメにする子だ」

JM「そんな子には思えないよ

テヒョンも知ってるだろ、

朝からあんなに仕込みを一人で頑張って」

TH「ジミンには分からないよ！」

普段声の荒げることのない幼馴染が、

幼い少年のように唇を噛んで

何かを堪えている様子に、たじろいだ。

JM「なんで俺をAから遠ざけようとしているのか。

正直に話せよ。

話して聞かせて、俺がAを嫌いになるとでも思ったのか？」

TH「…とにかく、俺は忠告したからな」

Aを悪者にしたがるテヒョンが

理解できなかった。

テヒョンは、全ての人や物を受け入れる、

寛大な心の持ち主であるのに。