BTSのヨジャマンネ 3【BTS】

EP43『97's』 ページ38

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JUNGKOOK side



You『グクお願い！』



俺はこの言葉にめっぽう弱い。

というかAに頼まれると断れない。



「はぁ〜……」


そしてため息をつく。

いや、ため息をつくくらいなら付き合わなきゃいいんだけど…。


でも可愛いAからのお願い。


でも……

「よりによって男へのプレゼントって…」




You『ジョーングギー、買い物付き合って欲しいんだけど…』

『いいけど、何買うの？』

You『男物だからジョングクに見て選ぶの手伝って欲しいなーって思って』

『は？男物？……誰の』

You『……誰でもいいでしょ…ね、グクお願い！』




ここで強気に出て聞き出せたらいいんだけど。

Aからのお願いは断れないのと、知らない男の名前が出る事を怖がってる俺はホントに情けない。



You「あ！ねぇねぇコレとかどう？」



変装用に丸メガネをかけて可愛さアップなAが指さすのはブレスレット。



Aが男にプレゼントってだけでも憂鬱なのに、アクセサリー？！

身に付けられるものじゃん…気が狂いそうになる。




「知ってる？アクセサリー系は『束縛』とか『独占欲』とかの意味があるから勘違いされるよ？」

You「……別に良さそうな相手なら？」

「はぁ？！？！」

You「いや、変な意味じゃなくて…その…グクなら？いや？」

「嫌じゃないけど…」



俺がもしプライベートで貰うなら引くけど、Aからならなんだって嬉しい。

むしろ独占して欲しいくらいだ…。




You「じゃあ、グクだったらこのブレスレットとこっちのブレスレットだったらどっちがいい？」


2つ持ってきたA。


あぁ、もういいや。


誰が貰おうと知らない。


俺の好みで答えてやる。




「俺はこっちがいい」

You「ふーん…」

「あれ？買わないの？」

You「んー…もう少し見てみるー」


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