BTSのヨジャマンネ 3【BTS】

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社長に保留にされた『辞表』



はぁ〜……これからどうしようか。


今日は1日休みだけど今から宿舎に帰って出ていく準備でもしとこうかな…。

そんな事を考えると、再び込み上げる涙。


自然と足は行き先を変えて湖の前のベンチまでやって来た。

ココは私が防弾少年団になってから、いっぱいいっぱい泣いた場所。






「……ﾋｯ…ｸﾞｽｯ……うわぁーーーーーーー！」




心が痛い時、苦しい時、辛い時…。

ココで泣いた涙は全部湖が受け止めてくれる気がして…
やっぱり大好きなオッパ達、ARMYの前では笑顔でいたいから、泣くのはココって習慣になってた。


デビューしたての時から比べるとココに来る回数も減ったと思う。

けど、これで最後かと思うと…




「……ｸﾞｽｯ……ﾋｯ、ｸﾞ……ゥーー………」


これまでの辛かった事、苦しかったこと…
楽しかった事、嬉しかったこと…

全部全部蘇ってくる。




「辞めたく、ないよぉ………」


ホントは




「…オッパ達と……一緒に、いたい……」









JN「居るって約束しただろ！！！」

「！？」


突然後ろから聞き慣れた声が飛んでくる。



JN「大体！1人で泣くなって言ってるのに…オッパ達が居るって言ってるのに…」

「………オッパァ…」

JN「Aにとって、オッパの存在ってそんなもの？……辛い事も…苦しんでる事も教えられない？」

「それは……」




悲しそうな目で見つめてくるオッパ。




JN「……Aにとってオッパ達は大した存在じゃないかもしれない…でも、オッパ達に…俺にとってAは大切な大切な家族なんだ」

「オッパ…」

JN「俺は辞めるなんて許さない！例え夢があったとしても…ココで叶えればいい！オッパ達の傍で！いくらでも応援するから！だから！！」

「……」

JN「………帰ってきてよ……」


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