BTSのお姫様

春の思い出 ページ9

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JH「最近暖かくなってきたねー」

RM「日本では桜も咲いてきたって」

JK「春って言ったら…」

「あれしかないなぁ」

JH「あれ？」

JK「俺とAにとって春は入学式と卒業式の思い出が強いよね」


そう。
高校に入学する時にはすでに防弾少年団だった私達。

だから、それぞれの入学式にはオッパ達が皆来てくれた。
先にジョングクの高校の入学式。
私は3日後だったんだけど、ジョングクとは違うテヒョンオッパとジミニオッパの高校に行った。



先にジョングクの入学式の話。


JN「アイツ1人だ」

TH「他の子に話しかければいいのに」

「ホントだ笑」


人見知り大発動しまくったジョングクは入学式中ずっと誰とも話さずにキョロキョロしてこっちを見ては、ホッとした顔をしてた。


「ジョングクと同じとこにすれば良かったかも」

JM「なんで？」

「ジョングクが、一人ぼっちにならないか心配」

JN「ひゃひゃひゃっ、大丈夫だよ
あとは時間が解決してくれるんじゃない？」


そんな会話をしてる間に式は終了。


「ジョングクー」

JK「Aー！！」

「うぉっ！」


退場してきたジョングクを待ってると名前を呼びながら私にアタックしてきた。


「おーもーたーいぃー！」

JK「つっっっかれたぁ、やっぱりAと一緒がいい〜」




『あの人カッコイイと思ってたのに彼女いるの？！』

『ていうか、周りにいる人達もめっちゃカッコイイー！』

『その中に居ても浮かない彼女って一体何者？！』


この一件で入学してから1年間くらいはAをジョングクの彼女だと皆思って、女の子は誰1人として近づいて来なかった。

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