29 ページ31
．
『 …ジュンウォンくん？ 』
．
．
…誰のこと？
．
ユンギ先輩の表情が一瞬曇ったような気がして
何処と無く、違和感を感じた
．
．
YG「 違いますよ、俺は、紛れもなく
ミン・ユンギです 」
．
何かを言い聞かせるように話す先輩
．
『 …ごめんね、ユンギくん。
早くあがって！お茶出すわ 』
．
違和感のある会話から
心に引っかかる何かを感じる
_____
YG「 改めまして…
Aさんとお付き合いさせてもらってます。
ミン・ユンギです。
今日は、ご挨拶に伺いました 」
『 …Aに彼氏がいるってだけでもビックリよ
なのに、こんなにイケメンなんてね？ 』
YG「 そんな、恐れ多いですよ 」
なんとなく打ち解けてくれたみたいで
笑顔で話す二人
「 あのね、オンマ。
私たち、結婚を前提に、お付き合いしてます 」
分かってたよ、とでも言いたげに
微笑むオンマ。
YG「 実は、同棲したいと考えてて。
資金や生活費は、全て俺が出します。
ぜひ、お許しをいただきたいと思って
今日、伺いました 」
「 え、生活費出すとか聞いてない 」
YG「 言ってないもん 」
．
『 …ふふ、こんなに幸せそうな娘の顔見てたら
許さないなんて、言えないわよ
ユンギくん、Aを、よろしくね 』
YG「 …っ、はい！絶対、幸せにします 」
．
まだ結婚するわけでもないのに
気が早いなあ、二人とも
．
．
YG「 じゃあ、お邪魔しました 」
『 今日からここは、あなたの家でもあるから
いつでも、いらっしゃい 』
YG「 本当に、ありがとうございます 」
．
．
『 最後に１つだけ…
ジュンウォンは、幸せになった？ 』
YG「 …分からないです
きっと、俺が分かっていい事じゃない 」
．
二人の会話には
私を境目に柵が置いてある気がして
「 …オンマ、連絡するね 」
ありったけの笑顔で
別れを告げた
．
．
『 ありがとう、ユンギくん 』
YG「 はい 」
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
KB - 頑張ってください！更新待ってます！ (2021年9月29日 18時) (
レス) @page32 id: 5f0961fe40 (このIDを非表示/違反報告)
haruka - ずーっと更新楽しみにしてますっ！今までのお話の中でこの話は1番って言うくらい本当に好きです！！！！大変かもしれませんが気長に待ってますね(*´∀`)♪ (2018年3月28日 22時) (レス) id: 86ca7b35ec (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - るぬさん» 見させて貰ってます！良かったらバンタンの紅一点小説を書いてくれませんか？ (2018年2月23日 14時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
るぬ(プロフ) - めいさん» 本当ですか！？ありがとうございます(＞＜) (2018年2月14日 22時) (レス) id: ce56e991c9 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - フォローしてました笑笑 明愛って書いてる者です！ (2018年2月14日 21時) (レス) id: 30dc172284 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るぬ | 作成日時：2018年1月19日 23時
