#72 ページ22
SW side
花束を抱え、訪れた場所は、彼、彼らが眠る場所だった。
昨晩雪が降ったらしい。
墓石に雪が積もっていたので、それを手で払った。
「あの日から、1週間か」
墓石の前に、花束を置いた。
長いようで、短いような、変な日々を送っていた。
あの事件は、一生涯忘れることのできないものだろう。
切なくて、悲しい事件だった。
彼たちが死んでまでして、隠し通した真実を、ただの憶測だけで語ろうだなんて、そんなのは自分が許せなかった。
俺が思うのもなんだかおかしいが、彼と、彼らと会うことが出来たのだろうか。
さすがに俺は、向こうに行ってまで捕まえることはできないが。
もし、会えていたら、いいと思った。
いや。
そう、願っている。
END
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琥珀(プロフ) - Butterflyを聴きながら読ませて頂きました！みんなが海に車ごと飛び込む場面らへんで丁度曲もラスサビで、大号泣でした！ここまで感動した作品初めてです！最高でした！！ (2016年7月30日 3時) (
レス) id: 9098935088 (このIDを非表示/違反報告)
やまぐち(プロフ) - もっとはやく読んでおけば良かったと後悔中です。8人が生まれ変わってまた出会う…そんな続編期待。んー図々しいですねすみません＿|￣|○あああ！でも続編期待！！！＼('ω' )／ (2016年6月1日 4時) (レス) id: fec38898d6 (このIDを非表示/違反報告)
朝柊(プロフ) - butterflyを聴きながら読んでました！思わず泣いてしまいました！butterflyの世界観にすごく合っていて感動しました！これからも頑張ってください！^ ^ (2016年5月6日 22時) (レス) id: 4eac694cdb (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 初めから読ませてもらいました！花様年華の世界観みたいなのをすごく良く捉えているなと思って読んでいて面白かったし感動しました！素敵な作品をありがとうございます！！ (2016年3月15日 18時) (レス) id: 80d9186407 (このIDを非表示/違反報告)
、(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！そう言ってくださって嬉しいです^^ (2016年2月5日 23時) (レス) id: d05e02e8da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2016年1月8日 22時
