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時計を見れば、まだ朝の８時。
彼らの朝は遅い。それに昨日はお酒も飲んでいたし、きっとまだ起きていないだろう。
私はバスタオルを体に巻き付け、その上からバスローブを着て彼らが眠る部屋へと足を運んだ。
鍵を開けて、音を立てないようにゆっくりと扉を開けた。部屋のなかは物音１つせず、まだ眠っているのだと分かるくらいに静かだった。
ほっと胸を撫で下ろし、忍び足で部屋の中へ足を進めた。
ベッドを見れば、昨日部屋を出たときとほとんど変わらない。みんなよく眠っているらしい。
私は自分のスーツケースを開けると、必要な分だけ服を取り出して、入ってきた扉を目指した。よかった。なんとかみんなにバレずに戻れそうだ。
ｶﾞﾁｬ
扉まであと二メートルほどの距離に来たとき、目の前にある扉とは違う扉が開き、私の行く手を阻んだ。
上半身裸のまま腰にタオルを巻き、頭を別のタオルで拭きながら出てきたジョングガと鉢合わせてしまった。
JK「ぁ」
「っ....きゃﾑｸﾞｯ///」
JK「しーっ。ヒョンたちが起きちゃう。」
ジョングガは、私の口を大きな右手で覆い、左手で自らの唇に人差し指を立てた。
JK「ヌナ....そんな格好で何してるの...//」
「だ、だって服..忘れて....ジョングガもこんな朝早くにお風呂なんて珍しいね」
JK「ヒョンたちがくっついてきて暑くて....え、服着てないの？」
「あ、えっと、すぐ来てくる！！///」
私がジョングガの隣を通りすぎようとしたときだった。
ｶﾞｼｯ
先程口を覆ったあの大きな手が、今度は私の肩を力強く掴んだ。
私はギョっとしてその場に立ち尽くした。
後ろを振り返ると、少し耳を赤くして目をギラつかせたジョングガの姿があった。
「ジョングガ....離..して..」
私の声は細々と響いたが、何の抵抗にもならず無力だった。
JK「Aヌナが悪いんだよ？そんな格好で男の部屋に入るなんて....ユンギヒョンも言ってたでしょ？」
ジョングガはゆっくりと私との距離を詰めてくる。
ﾄﾞﾝｯ
背中に冷たい壁が当たった。
それと同時に、ジョングガは私の腰に手を伸ばし、ぐっと抱き寄せた。
その美しくも恐ろしい瞳から目が離せなくなった。
ジョングガはもう片方の手で私の顎を掴み、親指で押し上げた。唇がだんだん近づいてくるのに、私は顔をそらすことができず、ギュッと目を瞑った。
20��....
10��...
5��...
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さくら(プロフ) - すごーく面白いです!!更新楽しみにしておりますので頑張って下さい (2019年5月20日 16時) (
レス) id: 34b8baa826 (このIDを非表示/違反報告)
安定のグクペン - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年4月4日 10時) (レス) id: 70ba59c1c6 (このIDを非表示/違反報告)
#アユン - ねおさんダメでしょ〜！(オペラ風) この作品めっちゃ好きになったのでこれからも更新頑張ってください! (2019年3月23日 10時) (レス) id: ee42eadec7 (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - 拾ってる本をエロ本と勘違いしたこの（自分）ピョンテ野郎を誰かまじ叱ってくれ (2019年2月8日 8時) (レス) id: a090a8ec99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2019年1月27日 3時
