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次の日から、彼らのワールドツアーが始まった。
結局、メンバーたちの私の部屋で寝るという企みはマネージャーにバレ、計画倒れになってしまった。
ﾏﾈ「Aさん。これからはあなたも見られる立場です。くれぐれもBTSのメンバーとスクープなんて文字を出さないように気を付けてくださいね。」
「わかりました。」
そうはいっても、メンバーの方が近づいてくるのだが....
私は彼らとは時間をずらして行動するようになっていた。
彼らより早く会場に入り、ケータリングの食事を作る。いつもは、ケータリングの会社が用意するのだが、今回からは私の料理も提供することになった。
というのも、ジョングガをはじめ、メンバーがチキンを欲しがりすぎて、マネージャーの手に負えなくなったからだそうだ。
今日もこれだけあれば足りるだろう。と思うくらいのチキンを作り、綺麗に皿に盛り付ける。
そろそろ彼らが来る頃だろう。
私は荷物を持ち、そそくさと部屋から退出する。
そんな生活を続けてもう１ヶ月ほど経った。
彼らとも顔を会わせていない。
いや、実際には画面越しに顔を合わせている
....カトクで連絡だけは取っている。
やっぱり画面で見ると、彼らは私なんかとは違う特別な人たちなんだと実感してしまう。
ピーンポーン
深夜にホテルの部屋のインターホンが鳴る。
そういえば、明日の打ち合わせをしていなかった。きっとそれだろうと思い、扉を開ける。
その途端に、部屋に人が雪崩れ込んできた。
人がみんな入りきると、すぐに部屋の鍵が掛けられた。
「ここで何してるの？！」
私よりずっと背の高いこの人たちの顔をポカンと見上げる。
JN「Aちゃんが会ってくれないから来ちゃった」
SG「避けてた理由はなんだ」
NJ「何かあったの？何でも聞くから」
HS「僕たちじゃ相談できない？」
JM「離れていかないでよ...」
TH「Aがいなきゃ頑張れないよ...」
JK「ヌナ...」
みんなが迫る勢いで心配してくれるから、私はどんどん後ずさりしてしまう。
「きゃっ」
勢い気負けて、私の視界が翻った。
だんだん反転していく景色に、とっさに目を閉じる。
ﾎﾞｽｯ
体に想像していた痛みは襲ってこなかった。
ゆっくり目を開くと、目の前には整った顔があった。
JK「大丈夫？」
私は筋肉に抱き止められていた。
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さくら(プロフ) - すごーく面白いです!!更新楽しみにしておりますので頑張って下さい (2019年5月20日 16時) (
レス) id: 34b8baa826 (このIDを非表示/違反報告)
安定のグクペン - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2019年4月4日 10時) (レス) id: 70ba59c1c6 (このIDを非表示/違反報告)
#アユン - ねおさんダメでしょ〜！(オペラ風) この作品めっちゃ好きになったのでこれからも更新頑張ってください! (2019年3月23日 10時) (レス) id: ee42eadec7 (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - 拾ってる本をエロ本と勘違いしたこの（自分）ピョンテ野郎を誰かまじ叱ってくれ (2019年2月8日 8時) (レス) id: a090a8ec99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2019年1月27日 3時
