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『山中の道に入ったから、尾行してる奴らは発砲しやすくなった筈なのに、
…どうして発砲してこない?』
確かに、と私も心の中で頷く。
テヒョンの言葉が本当なら、裏組織の人達は、私達のことを殺す為に尾行している筈なのに。
一定距離を保ったまま、一向に発砲してこないのが気がかりだった。
JM『まさか、あっちが拳銃所持してないとか?』
TH『…いや、拳銃は絶対持ってる。
もし俺が尾行してきている奴等の立場だったら、まずタイヤを銃で撃ってパンクさせて、そっから襲うんだけど…』
そこまで言ったところで、テヒョンが急に顔を上げた。
TH『…………ジミン、今すぐそこの森の中入れる?』
JM『…良いけど、道なき道になるよ?』
『…………いや、良い、取り合えずあいつらを撒くことが最優先で。
…あいつらは多分、
Aを拐う気だ』
「……え?」
私を、
拐う?
…どうして、
JM『了解。皆どこかに掴まってて』
だが、今の私には、ジミンの指示もろくに脳内に届かない。
TH『……A!!!掴まって!!』
はっと我に返ると、車は車線変更をして雑木林の中に突っ込んでいった。
車内が激しく揺れる中、何とか椅子にしがみつく。
TH『……あぁ、あいつらまだ追ってきてる…!!!』
痺れを切らしたのか、テヒョンは懐から拳銃を取り出し、尾行している車のタイヤめがけて発砲した。
当然、相手はブレーキが効かなくなりそのまま停止した。
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みお - 久しぶりに最初から最後まで見ました！面白すぎて、ついつい、何回も見てしまいます！これからも頑張ってくださいね♪ (2018年6月10日 13時) (
レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
MAI q(^-^q) - 殺人犯に恋をした。と ても面白かったです!!!主人公の愛は狂ってるのかもしれないけど、人には人の愛の感じかたがあると思います。最後のセリフかっこいいですね!どっちの結末でも私は好きですよ(^^)これからも頑張って下さいね♪ (2017年11月7日 16時) (レス) id: 82be0f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - たまたま見てすごくいいと思いました！他に満足する小説がなくて色々探してたんですが、とても面白かったです！！これからも頑張ってください♪ (2017年6月16日 13時) (レス) id: c59a52814a (このIDを非表示/違反報告)
ib(プロフ) - いきなり失礼します！この作品とても面白かったです！最初から結末を考えて、こんな風に描けるなんてとてもすごいと思いました！とっても濃い内容でしっかり中身があり、とても意味が深くて面白かったです！これからも楽しみにしてます！ (2017年2月11日 23時) (レス) id: 845933f176 (このIDを非表示/違反報告)
keym71(プロフ) - またコメントしちゃいます笑 解説読んだのでもう一度初めから見ますね！ありがとうございます笑 (2017年2月11日 8時) (レス) id: 16cb0e1d95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：( #ﾐﾝ ｾﾅ )
| 作成日時：2017年1月3日 23時
