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詐欺じゃなくてよかったねってニコニコしていたジョングガ。
と言うのも、休み明けにみんなでワチャワチャと食事に出かけて
何となく思い思いに休暇の報告をしていた。
絵はすぐに空輸の手続きを取ってくれると言ってもらえたけど
帰国したら少しバタバタするし届いて手つかずに放置するのは嫌だったから
到着予定をズラしてもらってその時にはまだ手元にはない状態で・・・
HS『今度は何見てきたの』
TH『ヒョンあの温泉行きたいよ絶対に』
JM『うんマジ最高な景色だったねヒョン』
YG『収穫あったみたいだな』
JN『カワ、ラ?せんべぇ?』
JK『ルイ、カイコウ、、』
なになにってジョングガが手にしたパンフレットをみんなも覗き込む。
TH『どれ買ったの?』
みんなの視線が集まる。
NJ『この中にはないんだよ、ね』
JK『え?違う人のにも行ったの?』
NJ『や、その人だけ』
JM『え?なのにこの中にないってそんなことある?』
・・・そうなんだよ。
JM『それ騙されてない?』
JN『詐欺じゃないのか?』
TH『本当にこの人実在する?』
HS『ナムジュナ、、、』
YG『・・・ほれ』
って差し出されたユンギヒョンのスマホには
海広琉生(RUI KAIKOU)とあり情報が記載されていた。
JN『この人だったナムジュナ?』
NJ『会ったのは女性でこの人じゃない』
写真は確かに男性で、一瞬でみんなが黙り込む
HS『いくらだったの?』
NJ「そこまで驚く額ではないけど、そこそこはした。」
JM『え?警察に話しておいた方が良いんじゃない?』
YG『でも展覧会は間違いなさそうだぞ?好評だったってココに書いてある』
オレも覗き込む。
そこには今回の岐阜での展覧会の事が描かれていた。
展覧会は好評で大半の絵が売却されていて疑うところはない。
JM『そうかもだけど、なんか、、、、さ』
ジミナのその声に不安そうになるみんなの顔
TH『でもヒョンは気に入ったんでしょ?その絵』
確かにそう。
NJ『一目で気に入って動けなくなった』
TH『だったらよくない?』
まぁ、、
JK『ヒョン、ボクもそう思うよ』
ニコニコしてる
JK『その絵がカイコウさんのだろうとなかろうとヒョンが動けなくなるほど心惹かれた絵をヒョンが納得したであろう金額で購入した、そう言う話だよね?』
じょんぐがぁあああ〜〜ってみんながグガを囲み騒いでる、、笑。
オレの大切な家族
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作者名:myu | 作成日時:2023年11月30日 17時