偶然は必然のDestiny【NJ】 (ページ5)

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この絵が素晴らしくて見惚れていました

そう言うと凄く驚いた顔をした女性

「本当ですか？」って言いながらケラケラ笑いだした。

・・・

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受付の人にカードと一緒にマネヒョンの名刺を渡す。

NJ「ここに空輸お願いします」

「かしこまりました。これから準備をして明日中には手続き済ませますね」

NJ「明日中に、ですか、、でも、、急ぎませんよ？」

「ナム、、ジュンさん」

書類を覗き込みながら名前を確認してオレを呼ぶさっきの女性

「本当にこの絵でいいんですか？もっとカイコウっぽい作品ありますよ？」

NJ「っぽい？」

「はい」

NJ「あ、いえ。本当にハイ。この絵がとっても気に入りました。」

本当に一目ぼれ、一瞬で惹き込まれたから・・・

RUI KAIKOU

さっき声を掛けられた時にもしかしたらこの人が？って思ったけど違ったみたい

少し前に急な用事が出来て海広さんは留守だとあとから受付の人が教えてくれた

残念な気持ちにはなったけど閉園間近だったし、と諦めて

でも満足してる。

こんなにも心惹かれる絵に出会えたんだから・・・

この作家が男性か女性かなんて調べることはもちろんしていない。

日本人って事しか知らない。

興味がないわけじゃなくて、そう言う情報は後からでも構わないって思うから。

５日なんてあっという間。

笑

「お、ナムジュナ届いてたぞ」

NJ「ホントっ！ありがとう」

思わず走り出すと隣にいたグガが「オレも行く！」って着いてきた

JK「ヒョン！ヤバい！うん、この絵を見たときのヒョンの気持ちわかる」

キッラキラのまんまるの瞳をオレに向けてそう言うジョングガ

NJ「だろ～～」

JK「詐欺なんて違うよヒョン！ココ見て」

座り込んで前のめりなグガが指をさすそこには馴染むように気付かれないように・・・

RCA とあった

JK「アールシーエー？ヒョンなんて読む？ルイさんのサインだよね？ん、でもルイって言うかル、、？ぇっへ､、笑。ま、いいけど笑」

良くはないよねって思いながらも、もう何がなんだか、笑

RCA、、その音に聞き覚えはある。

あの時、受付で手続きをしてくれた子がそう呼んでいた。
『ルカさん』って彼女の事をそう呼んでいた。

どうして気付かなかったんだろう・・・

ま、そんなこと思ってもみなかったし、まさか彼女がなんて
確かに少し作風が違うなとは思ったけど心揺さぶられ過ぎてた

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