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最後に念押しみたいに付き合ってくださいって言おうと思ったら
『ナムジュンさん!』って・・・
ちょっと焦って何も言えないでいると
『温かいですねナムジュンさんの手、、笑』
NJ『ぁ、、すみません』
『放さないで、、クダサイ』
驚いだけど放しかけた手をゆっくりもどす
『うん、、、ホントぽかぽか』ってクスクス笑いだした
NJ『Aさん?』
『ありがとうございます。お気持ちうれしいです』
NJ『・・・』
『私もナムジュンさんのこともっと知りたいです。』
NJ『ええ!!ほんとですか?ボ、、ボクでいいんですか』
えっ、て笑い出したAさんが
『ナムジュンさんこそ私でイイんですか?』
NJ『もちろんです!!』
『でも私も研究中は家にも帰らなくなりますし笑、他の事には気が行かなくなりますし、、
電話にだって出なくなります』
NJ『ぁぁ、、』
『忙しい中タイミングが合って会いに来てくれてたとしても会えないかもしれないし
寂しい思いさせてしまうかもしれない。私の方こそ初めからダメな要素だらけですよ?』
NJ『電話、、、もですか?電話も邪魔になりますか?』
『、、、そんな時もあると思います。それで過去にダメになった恋愛ありですゴメンナサイ』
聞きたくはなかった過去の話。
でもそれは安心材料、オレにとっては大事なデーターだ、笑
NJ『それくらいがお互いちょうどイイ感じじゃないですか?』
『・・・・・』
黙ってしまったAさん
え、なにか間違えたかなオレ
『ふっはは、、笑、確かに笑、お互い忙しさにかまけて!そんな感じにちょうどイイお付き合いしていけたら、、いいですね笑、』
ホッとして『抱きしめていいですか』とか口走ったオレに
『どうぞ』ってニコニコして両手を広げてくれたAさん
腕の中、顔を上げたちょっとした動きにさえたまらなくなって首元に手を滑らせると
ゆっくり目を閉じたAさんのくちびるに触れた
それはナイショだけどね・・・
散らばっていたピースが形になって始まったオレとA
アイドルのオレがって
簡単じゃないことは百も承知
納得してもらえないようじゃダメなことだって・・・
でもこの気持ちにも嘘はつけない。
だからしっかり大切に向き合って行こうと決めている
どれだけ時間がかかっても伝えていくしかないから
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作者名:myu | 作成日時:2023年11月30日 17時