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「ナムジュンさん？」
NJ「あ、はいスミマセン続けてください」
「この間来て頂いた会場での議題がまさに私の家族に関わることで」
NJ「え？」
「ノルウェーにはたくさんのフィヨルドがあって」
NJ「はい、それはもちろん知ってます」
「私が活動の拠点にしているトロムソはノルウェーの北部にあって北極圏に広がるフィヨルドがあります。私はそのフィヨルドに生息する海洋生物の研究をしていて・・・」
・・・
・・
なんとなく話が見えてきた。
RCAにも繋がって・・・
「小学生の頃、創作活動に海外に行くと言う叔父に連れられて訪れたのがノルウェーでした。その時シャチに魅了されて今があるんです。」
NJ「オルカ、、そこがRCAに繋がるんですね」
「そうなんです。気付いて下さっていたんですね、うれしいです。私に絵を教えてくれたのは叔父なので、叔父の名前にも近いですし笑、」
NJ「やっぱりそうだったんですね笑、もしかして大切な家族はあの絵の子達ですか？」
「すごいですねナムジュンさん！そうですあの子達です」
NJ「わかります、でも気付いたのはボクではなくて笑、ボクが大切に想う家族、、そうですねメンバーもその中に含まれるんですけどそのメンバーが絵の中のサインにも気づいて、この子達はボク達みたいだねって」
「確かに７頭ですね笑、」
NJ「はい、心地のいい奴らです笑、あ、でもお金が必要だったってあの子達に何かあったんですか？」
「何かって訳ではなくて、あの子達は1つの群れなんですけど北極圏のフィヨルドの生態系も環境のせいで随分と変ってしまって過酷なんです。
あの群れには１頭尾びれに傷があって泳ぎが上手くない子がいるんですど、その子を守りながら生活しています。と言っても上手くないだけで何の問題もないんですけどね」
NJ「シャチは社会性があって人間と同じって聞きますけど」
「そうなんです。なにがなんでもあの子達は家族なんです笑、私はそんな子達を守るために保護の意味で研究費も時間も必要で私の活動や思いに賛同してくださる方の寄付や自腹で何とかやりくりしてるんですけど・・・
どうしても今回は費用が足りなくて、イケないと思いながら魔が差しました、、ｽﾐﾏｾﾝ」
Aさんには大切な絵を売るしっかりとした理由があって
オレにはその絵を見た瞬間に金額とかは関係なく手に入れたいって想いがあって
理由や想いはどうであれ成り立ってることだ
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作者名：myu
| 作成日時：2023年11月30日 17時
