偶然は必然のDestiny【NJ】 (ページ24)

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NJ「Aさん伺ってもいいですか？」

「はいなんでしょう？」

NJ「本当にあの絵には毎日癒されてるんです」

「そう言って頂けるとうれしいです。」

NJ「どうしてあの日あの絵を展示したんですか？あんなこと初めてって伺いました」

どうしても気になってたことの１つ

・

・・・

「初めて、、そうですね。絵も私の日常で趣味とも少し違います。」

NJ「ルイさんは後継者にもって」

「ああ笑、夢だったみたいです笑、」

NJ「そうだったみたいですよ笑、」

「ナムジュンさんが気に入って下さって癒しだって感じてくださってる事本当にうれしくて」

笑顔でうなずく

「あの絵はその中でも力作中の力作で笑、私にとってもあの絵は癒しで大切なものでした。」

大切なのにどうして・・・

「展覧会があることを知って一大決心をしてあの絵を持って日本へ向かったんです」

思いもしなかった話で今度はオレが少し緊張した

「購入頂いたナムジュンさんにこんなお話をするのは気が引けるんですけど」

NJ「ぜひ聞きたいです」

「ありがとうございます。実は、、少しまとまったお金が必要だったんです」

NJ「はい」

ちょっと驚いたけど

きっと理由があったに違いないから・・・

「ノルウェーにいる私の大切な家族のために」

NJ「え、ノル、、家族？」

さっきよりも変な緊張と同時にまた広がる不安・・・

「はい、私にはノルウェーにずっと大切にしている家族がいるんです」

・・・・・

・・

・

そうだよな、、

こんな素敵な人が1人な訳ないんだよ、、

うん、そうだよな

あぁ、、やっぱり結局は言わせてはもらえないんだな・・・

・