偶然は必然のDestiny【NJ】 (ページ21)

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「とにかく落ち着けよ。」

NJ「でもヒョン行かなきゃ！」

「オレが行くからオマエはココに居ろ」

NJ「オ、レじゃなきゃ、、やっぱりこのままじゃイヤなんだ」

「わかってるから、な、」

HS「ナムジュナ待と」

「ホソクこいつ頼んだぞ」

うんうん頷くホバとソファーに腰を降ろす

オレにはすごくすごく長く感じたけど
ヒョンがAさんを連れて来てくれたのは数分経ってからの事

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「またお会いしましたね」って笑顔のAさんにオレは笑えたかな・・・

ふたりきりになった部屋

NJ「すみません引き留めてしまって、お食事って」

「気にしないでください。本当は行きたくなかったから笑」

また笑ってくれるAさんだけど、、、

NJ「あの、、この間は変な帰り方してすみませんでした」

「私の方こそ追い返すみたいになったかなって反省したんです」

NJ「いえ、そんなことはなかったです」

「私も戸惑ってしまって、、知らなかったから申し訳なくって」

NJ「え？」

「ナムジュンさんが世界的大スターだって全く知らなくて、、あ、これも失礼だｽﾐﾏｾﾝ」

NJ「や、、あの、、お話聞かせてください」

「私、高校からノルウェーで海洋学にどっぷりで他の事に目が行かなくてココまで来ちゃったんです笑。オスロでナムジュンさんと会う約束をして、あなたが会場に居たのにも気付きました」

気付いてたなんてなんかうれしくて・・・

「で、控室に戻ったら受付を任せていたゼミの子が駆け込んできて興奮状態で、本当に大騒ぎだったんです、、どうして先生キムさんってまさかのキムナムジュンって笑、あ、ごめんなさい」

NJ「はずかしいけどうれしいです」

「私はビックリでした、どうしてあなたがナムジュンさんを知ってるのよって真剣に聞きましたから、、そしたら、、ね・・・ホント日本でのことから全てがもう失礼ばかりで本当にごめんなさい。知らなかったとはいえ、、、失礼だったし、待ってますなんて厚かましかったですよね」

え、、それって・・・

NJ「それでですか？もしかして」

「え？」

NJ「あの日ボクが話したいことがあるって言ったら慌てたようにその事は言わなくても大丈夫って、、そろそろホテルに戻らないとって」

ああ、って微笑んだAさんがはずかしそうに俯きながら話し出す・・・

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