15 ページ15
「どうぞ〜」
NJ「失礼します。お時間作って頂きありがとうございました」
「とんでもないです。私の方こそご迷惑お掛けした挙句ココまで来て頂いて申し訳ありませんでした。お仕事は大丈夫だったんですか?」
NJ「はい、ホテルに戻る途中でした」
「それならよかったです。でも本当に凄いですね、まさかオスロでなんて、笑。」
NJ「本当ですね、この偶然にボクも驚いてます」
「ほ〜んとに」
そう言ってあの時と同じように笑ったAさんを見て改めて思った。
<好き>なんだって
・・・ふ、、笑。
「早速ですけど、あの絵ほんとうによかったんでしょうか?まさか売れるとは思っていなくて・・・値段も適当にと言ったらまた叔父に叱られそうなんですけど、でもすみません。」
NJ「ルイさんにもお話ししましたが本当に一目ぼれ、一瞬でこの絵が欲しいって思ってお値段もちゃんと納得のうえです。ボクの方こそステキな作品ありがとうございました」
「そう言って頂けるとうれしいです」
NJ「メンバーも事務所のスタッフもみんなに褒めてもらって購入した自分が褒められてるみたいで笑。事務所のボクの部屋に代わる代わる誰かが見に来るんですよ、笑
とって温かい気持ちになるんです」
「そうですか、、ほんとうによかった・・・でも叔父は怒ってましたよね当然」
NJ「いえ、jealousyだって、笑。ルカの絵に一目ぼれなんてって笑ってましたよ。仲良しなんですね」
「えぇ、なんかそれハズカシイ、笑。でもはい、大好きな叔父で今の私が居るのも叔父のお蔭で感謝してるんです」
NJ「なんか羨ましいですね」
こうやって話してみて笑顔を見て今度は彼女自身に惹き込まれていくのを感じていた。
今度またいつ会えるかなんてわからない。
こんな素敵な人に恋人がいないはずもないし・・・
オレの気持ちを伝えたところでって話なのかもしれない
イキナリ気持ちを伝えるなんてしたことないし、していいのかもわからない
けど、、、
NJ「Aさん」
「はい」
NJ「今度いつお会いできるか分からないので今、お話したいことがあります」
「あぁすみません、その事は本当にごめんなさい。大丈夫です、言わなくても、、それより私の方こそすみません、ついついしゃべり過ぎました。そろそろホテルに戻らないとですよね」
って・・・
え、、
お、わった・・・
・
177人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:myu | 作成日時:2023年11月30日 17時