偶然は必然のDestiny【NJ】 (ページ2)

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こんな時、メンバーはどうしてるのか？とか気にならないわけでもない。

でもだからって聞くようなことはほぼない笑

それは７人とも。

ただ何かのきっかけで誰かが誰かに連絡を取って行動を共にすることもあるけど
基本は休み明けに報告をしあう感じだ。

ま、そうとは言えオレも含め仕事大好き集団なのは間違いないから
フラ～っと顔を出した事務所で何となくは各自の行動がわかったりもする笑

心地がいい距離なのは昔も今も変わらない。

下の３人が少し大人になって纏わりつかなくなったから余計にそうかもしれない笑

たまに寂しいなって思ったりもするけど、結局うるさくなるからそれはナイショ笑

マネヒョンの親戚の方が経営している旅館って事でチェックインの時間を気にしなくていいと言ってもらえたので

申し訳なく思いながらも甘えることにして明日出発の予定を変更してマネヒョンと一緒タイミングのいい飛行機に飛び乗った

そのおかげで静かに出国することが出来てホッとする。

飛行機で約２時間。
そのあとの移動にも約２時間。

支配人の叔父さまが迎えに来てくれるらしく旅館に着くのは深夜になりそうでやっぱり申し訳なく思う。

スラっと背の高いヒョンのお母さまのご兄弟の叔父さま

「ようこそ、乗ってください」

NJ「急なことに対応して頂きありがとうございました。しかもこんな時間にご無理を言って本当に申し訳ありませんでした」

「日本語上手だね～驚いたよ、堅苦しい挨拶はこれくらいにして出発するよ」

NJ「はいお願いします。」

車の中ではマネヒョンの小さい頃の話をたくさん聞くことが出来た、笑、

ヒョンは照れくさそうに笑ってたけど休み明けにみんなに報告しなきゃな

ヒョンが作家の話を聞くと
最近地元にアトリエを構えた滋賀出身の作家と言う事がわかった。

「どうして知ったんだい？」

NJ「たまたまです。趣味が美術館巡りなんですけど仕事先のニュージーランドで今度個展を開くアジア人だよって教えてもらって何点か見せてもらったんですけど気に入って」

「へぇ～結構有名なのかな」

NJ「それはどうなんでしょう、笑」

「なんだ知らないのかい？」

NJ「あまりそういうのは調べないようにしてます。直感に任せてます」

「ほ～～」

ヒョンがケタケタ笑っていて気恥ずかしくなる。

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