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『もう〜、制服びちょびちょになっちゃった泣、明日までに乾くかな、、、』
TH「まぁ、それはそれでいいじゃん」
『よくないでしょ!学校どうすんn…』
ガチャン
誰かがプールサイドの扉を開く音がした。
『あれ、まだプールって立ち入り禁止だよね?』
TH「うん」
『こっち来て、、!!なにやってんの?早く!』
パシッ
テヒョンの腕をつかんで、私は、プール用具入れの倉庫にテヒョンを連れていった。
TH「なんか、ここ臭くない??」
『そりゃあそうだよ、だって用具入れの倉庫だもん』
『でも!多分ここなら見つからないはず、、、!!前のクラスでレクやったときに、私ここに隠れて最後まで見つからなかったんだよ?すごいでしょ!(笑)』
そういった私をテヒョンはずっと見つめてきた。
『ん??どうしたの??』
TH「いや?なんでもない」
『変なの(笑)』
ガチャ
TH「誰か来た、、!隠れろ!」
???「Aー?いるのー?」
今、私の名前呼ばれたよね??
そーっと窓からのぞくと、
見覚えのある後姿の男が外に立っていた。
「じ、ジミン?!なんで、、、」
するとジミンがこちらを振り向くのが分かった。
TH「なにやってんの、、、!ほら、こっち!!」
そういってテヒョンは私と一緒に掃除用具入れの狭いロッカーの中に隠れて、扉を閉めた。
ガチャン
JM「Aー?いるのー?」
『はぁ、はぁ、、、』
焦って息遣いが荒くなっている私の口を、テヒョンが手で押さえた。
ロッカーの隙間からジミンがこちらに近づいてくるのがわかる、、、
ドクンドクン
するとジミンは部屋の真ん中まで来て、止まった。
JM「はぁ、、、おかしいなぁ、下駄箱見たときはまだ帰ってないはずなんだけど、、、」
そう言ってジミンは倉庫をでてほかのところへ行ってしまった。
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作者名:ソヨン | 作成日時:2022年8月19日 21時