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ジミンは、すがりついて泣いた私に、
困ったような顔で、
JM「……あー、どうしよう。俺ばっか好きが増えてく」
なんて言うから。
どうしようもなく愛しさがこみあげてきて、ジミンにぎゅうっと抱きついて、私からキスをした。
JM「……A」
『好きだよ、ジミン。だいすき。
ずっとずっと一緒にいて。』
もう私にはこの人しかいないんだ。
幼いころからわたしだけを見てくれていたジミンに、愛を与え続けてくれたジミンに、
今度はわたしが返さなきゃ。
ジョングクはもう忘れる。
JM「……本気?」
恐る恐る聞くジミンに、とびっきりの笑顔をみせた。
JM「…………どうしよう、夢みたいだ」
『夢じゃないよ、ジミン。キスして。』
そうお願いすると、頬に手が添えられ、
ジミンの顔が近づき唇と唇が触れる。
すぐに離そうとしたジミンの首に手を回し、
引き寄せてわたしから深く口をつけた。
お互いを求め合うようなキスに変わり、
舌を絡ませたりもした。
JM「ベッドいい?」
『……うん』
もう、何も怖くない。
だからわたしのすべてをジミンで満たして。
……はやく、はやくジョングクを消して。
『、いっ………』
ジミンのが入ってくると、
想像以上に痛くて、涙がこぼれる。
JM「……もしかして初めて?」
頷くと、
JM「……嬉しすぎる」
なんて言って、目がなくなるくらいにきゅーって笑って、口をつけて食べられるみたいなちゅーをされる。
愛しい。ジミンが愛しい。
JM「あ、全部入った」
ぽろぽろと水がこぼれて止まらない。
JM「あーー泣くなって(笑)」
『っく、う、』
JM「……愛してる、A」
ねえ、ジミン。
ありがとう。
ずっとずっとわたしの寂しさを埋めようとしてくれてありがとう。
ジミンに対する気持ちが恋であるかどうかはわからないけれど、愛であることは確実だから。
だから、わたしはジミンを大切にするね。
『……わたしもだよ、ジミン』
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wannablecarat3(プロフ) - わたしが初めて#wannaoneで妄想を読んで泣いたお話です。もう一度読みたくてツイッターで探していたのですが見つからなくて(ほんとに半年くらい探してました笑)やっと見つけられました( ; ; )このお話とってもダイスキです。また読ませてもらいます!! (2018年11月24日 13時) (レス) id: 39e8549199 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - すごく泣いてしまいました(TT)まさに求めてたような内容で...(><)!素敵な作品ありがとうございます。続きも読ませてもらいますね (2018年1月8日 23時) (レス) id: f78d992b41 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - すごい泣いてしまいました、こういう作品をずっと探してたんです!これからも頑張ってください! (2017年5月6日 23時) (レス) id: 51c1afe3ea (このIDを非表示/違反報告)
mitunaynxx0917(プロフ) - 分かりました!楽しみに待っています! (2017年5月2日 23時) (レス) id: 7338e1e59a (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - mitunaynxx0917さん» 二章はまだ下書き中なので公開していません(T_T)しばらくお待ちください (2017年5月2日 9時) (レス) id: a5e5b03616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月野 | 作成日時:2016年12月3日 10時