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『わ、おいし……』
JK｢ほんと？よかった｣
家につくと、ジョングクが、今日は俺がごはん作るって。いままでこんなことなかったのに。
JK｢でもやっぱりAの作ったのには勝てないな｣
ジョングクの作ったオムライスは、
ケチャップライスがところどころ焦げていたけれど、
なんでだろう。
とてもおいしく感じるんだ。
『わたしこれ結構好きだよ？』
JK｢んー、Aがそう言うならまあいっか｣
満足そうにオムライスをすくって食べるジョングク。
さっきはあんなに泣いてたのに。
その理由を問い詰めないのは、
前に私が泣いて怒った日、ジョングクは家の話を私にしてくれたのに、
わたしはなんにも話してないから。
母親のことを思い出すのが嫌で、話すきっかけもなかったし。
……いずれ、話せる日が来たら、話すから。
だからそのときは、ジョングクが泣いた理由を聞いてもいい？
『それにしても、どういう風のふきまわしー？』
JK｢なにがー？｣
『いきなりごはん作るなんて。初めてじゃん。』
JK｢……最初で最後だよ。｣
下を向いてそう言うジョングク。
『…………え？』
それって、どういう…………？
『や、やだなあ、
たまにはジョングクも作ってよー！！』
するとジョングクは顔をあげてにこりと笑った。
JK｢だって今日初めてつくってすげーーーーめんどくさかったんだもん(笑)｣
……へんな感じがしたのは気のせい？
『わたしはいつも作ってるよ？』
JK｢はーい、いつも感謝してます！｣
『ほんとにおもってるー？』
くすくすと笑い合う私たち。
いつも、いつまでも、
変わらないかたちでありたかったのに。
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wannablecarat3(プロフ) - わたしが初めて#wannaoneで妄想を読んで泣いたお話です。もう一度読みたくてツイッターで探していたのですが見つからなくて（ほんとに半年くらい探してました笑）やっと見つけられました（ ; ; ）このお話とってもダイスキです。また読ませてもらいます！！ (2018年11月24日 13時) (
レス) id: 39e8549199 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - すごく泣いてしまいました(TT)まさに求めてたような内容で...(><)！素敵な作品ありがとうございます。続きも読ませてもらいますね (2018年1月8日 23時) (レス) id: f78d992b41 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - すごい泣いてしまいました、こういう作品をずっと探してたんです！これからも頑張ってください！ (2017年5月6日 23時) (レス) id: 51c1afe3ea (このIDを非表示/違反報告)
mitunaynxx0917(プロフ) - 分かりました！楽しみに待っています！ (2017年5月2日 23時) (レス) id: 7338e1e59a (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - mitunaynxx0917さん» 二章はまだ下書き中なので公開していません(T_T)しばらくお待ちください (2017年5月2日 9時) (レス) id: a5e5b03616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月野
| 作成日時：2016年12月3日 10時
