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[13/12/5 snow]
日記なんて、らしくないことだけどはじめてみちゃった。だって、なんか今日降った雪が泣けそうなくらい綺麗だったから。
海辺から見たんだけど、ふわりと舞い落ちる雪が海にとけていくの。
ちょーーーーー寒かったけれど、ちょーーーーーーーー綺麗だった！
あれ、もう書くことないや。(笑)
みんな日記とかってどんな書き方するんだろう、
何書けばいいかわかんない！
とにかく、綺麗だった。
明日も見に行こうっと。
[12/6 snow]
日記、2日続いた。
三日坊主になりませんよーに。
そして、今日も海へ行ってきました。
雪のカケラが舞い落ちる音も、波が打つ音も静かで、
いるのはわたしひとりだけ。、と思っていたけれど、
違った。
男の子が、いた。
〜〜〜
｢雪、見てるの？｣
ばっと声のしたほうを見ると、
わたしと同じように傘をさしている男の子。
歳はおなじくらい？
髪は真っ黒で、瞳も黒いけれど、光を持った瞳だった。
綺麗な顔してる。
『…うん、君も？』
｢……いいよね、ここ。
まわりがすべて白で、自分も真っ白になった気分になれる。｣
海の方をまっすぐ向いて、白い息をはきながら言う彼が、なんだかすごく素敵に見えた。
『へえ、自分も真っ白ねえ……』
｢なんかさ、よくわかんないんだけど、別にとくに嫌なこともないんだけど、あーめんどくせー人生辞めてーってふとしたときに思うんだ。
でもここで、終わりのないような広い海と雪眺めてたら自分っていう人間がこの広い地球上の生命体のなかでいかにちっぽけなひとつなんだって気づいて、数分もしたらそんなのもうどーでも良くなってくるんだよね。
だから、好きだな。ここ。｣
生命体？
そんな難しいこと考えてる人初めて見た。
病んでるのかな、この子。
｢ね、名前なんていうの？｣
『……A』
｢Aね、Aって顔してる。｣
『くすっ、なにそれ』
なんだろう、初めて会ったのに、
こんなに落ち着いて話せるのは彼が初めてかもしれない。
『君の名前は？』
｢ふっ、それ映画のフレーズだね｣
『あ、ほんとだ』
｢ジョングク｣
『ん？』
JK｢俺の名前、ジョングク。｣
その名前、どこかで聞いたような気がした。
……って、わたし映画に影響されすぎか。
.
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wannablecarat3(プロフ) - わたしが初めて#wannaoneで妄想を読んで泣いたお話です。もう一度読みたくてツイッターで探していたのですが見つからなくて（ほんとに半年くらい探してました笑）やっと見つけられました（ ; ; ）このお話とってもダイスキです。また読ませてもらいます！！ (2018年11月24日 13時) (
レス) id: 39e8549199 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - すごく泣いてしまいました(TT)まさに求めてたような内容で...(><)！素敵な作品ありがとうございます。続きも読ませてもらいますね (2018年1月8日 23時) (レス) id: f78d992b41 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - すごい泣いてしまいました、こういう作品をずっと探してたんです！これからも頑張ってください！ (2017年5月6日 23時) (レス) id: 51c1afe3ea (このIDを非表示/違反報告)
mitunaynxx0917(プロフ) - 分かりました！楽しみに待っています！ (2017年5月2日 23時) (レス) id: 7338e1e59a (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - mitunaynxx0917さん» 二章はまだ下書き中なので公開していません(T_T)しばらくお待ちください (2017年5月2日 9時) (レス) id: a5e5b03616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月野
| 作成日時：2016年12月3日 10時
