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『、あのさジミン、申し訳ないんだけど、そろそろ……
わたしちょっとお腹痛くなってきちゃって。』
JM「あ、ごめんな!長居して!
腹大丈夫??」
『ううん、大丈夫。生理痛すこしひどいだけだから。』
JM「あー、そっか……じゃ、また来るから。
あったかくして寝てろよ?」
ジミンは立ち上がって、コートを羽織り、
優しく微笑んでから、わたしの額に口付ける。
『うん、またね。ありがと。』
わたしもすこし微笑んで、手を小さく振る。
ドアが閉まる音がした。
『……なんで、このタイミングでこれが、』
わたしの日記。
やだ、せっかく忘れられそうなんて思っていたのに。
ノートの表紙には黒いマジックで
高校生のときのわたしの字で「Diary」と書かれている。
ふと、窓の外を見ると、
雪が降ってきていた。
ねえ、すこしだけ君のこと思い出してもいい?
ノートの表紙をめくり、
今、鎖された君との記憶をひらく。
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wannablecarat3(プロフ) - わたしが初めて#wannaoneで妄想を読んで泣いたお話です。もう一度読みたくてツイッターで探していたのですが見つからなくて(ほんとに半年くらい探してました笑)やっと見つけられました( ; ; )このお話とってもダイスキです。また読ませてもらいます!! (2018年11月24日 13時) (レス) id: 39e8549199 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - すごく泣いてしまいました(TT)まさに求めてたような内容で...(><)!素敵な作品ありがとうございます。続きも読ませてもらいますね (2018年1月8日 23時) (レス) id: f78d992b41 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - すごい泣いてしまいました、こういう作品をずっと探してたんです!これからも頑張ってください! (2017年5月6日 23時) (レス) id: 51c1afe3ea (このIDを非表示/違反報告)
mitunaynxx0917(プロフ) - 分かりました!楽しみに待っています! (2017年5月2日 23時) (レス) id: 7338e1e59a (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - mitunaynxx0917さん» 二章はまだ下書き中なので公開していません(T_T)しばらくお待ちください (2017年5月2日 9時) (レス) id: a5e5b03616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月野 | 作成日時:2016年12月3日 10時