離れないから。 (ページ44)

今日:19 hit、昨日:2 hit、合計:166,656 hit

44 ページ44

『はい、キームチッ』

ユキと遊園地をバックに写真をとって

フリーパスとセットになった券を買って入場

ここの遊園地他のところと比べたら若干しょぼいけど

お値段以上に楽しいんだよね

「もう乗ってていい？」

YK『待とうよ～』

『やだやだ緊張やばいもん！ほらあのブランコ乗ろうよ！』

YK『...行く』

JK「え、ちょっと！」

待ってたら緊張してたぶんボロボロなっちゃうだろうから

紛らわすために早くアトラクション乗るんだ

ブランコに座り、安全バー装着して待つと

ジミン兄さんとジョングクが柵の外からこっちを見ていた

「乗らないの？」

JM「後で乗るよ、楽しんで」

JK「あ、もう始まる」

足がブランとなってふわっと体が浮かんだ感じがして

すぐに10mほどの高さでぐるぐると回り始めた

早すぎてジミン兄さんとジョングクがどこにいるのか分からなくなった

YK『あっはっはっはっは高いー！』

『きゃああああああっ！』

ましてはユキとの会話も出来ず

ただ足をぷらぷらさせながら叫んだ

楽しい！って言ったのもつかの間

スピードが徐々に落ちて遠心力も弱まり

ユキと手をつなげるくらいにおさまり

止まった

『あー楽しい』

YK『もう1回乗りたい...』

『いや、次よ！』

YK『え～乗ろうよ～』

『また後で乗ろうよ！』

「あっ、ジョングク～！ジミ...えっ」

ジョングクが寄ってきたのは分かった

隣にいるサングラスの人ジミン兄さんじゃない

この空気感じる

バイブス感じる

「テッ...テテ君...？」

TH「楽しそうだったね！君可愛いね！初めまして！」

にこっと口を四角にして笑い手をだす彼

可愛いって...すごくナンパみたいな言い方だし

握手求められてるけど

...素敵

えっ本物？

えっ？

えっ？

えっ？

...えっ？

JK「A姉さん固まった」

YK「テテだ...本物みてAの中でかなりパニック起こしてる」

TH「可愛い！でもこの子見たことある気がするんだけどなぜだろう」

JK「初めて会うのに見たことあるってどうやって見たの」

TH「夢？」

JK「ゆ、夢...」