離れないから。 (ページ30)

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OM『A～！お疲れ様～！』

『臣～ほら、早く、1時間よーいスタート！』

OM『うわぁ酷い～(泣)』

『で、どこ行くの？』

OM『ゲーセン！』

『お、いいね！行こう～！』

そういうと臣が手を繋いできた

びっくりしたけどニカっと笑う姿がテテ君で

手を握り返して

子供のようにスキップしながらゲーセンに向かった

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.

.

OM『あ...よし...うわ～ボタン離すの遅いよ～！』

『難しいんだよこれ！』

名前は言わないけど私がこの赤いリボンをした白い猫のぬいぐるみをみて

ほしくなってしまいすぐ100円玉を入れて遊び始めた

臣も俺もやる！って言って交代した

『あぁ～引っかかるのどうすればいいの～...』

OM『まかせてろって！』

なんてかっこいいこと言って

どうせ外すだろうと思って

ただ眺めていた

でも、ひょいっとアームが白猫を持ち上げて

出口まで持って行った

『嘘！？』

OM『はいゲット～！』

『いいなぁ...』

OM『何言ってんだよ。Aにあげるよ』

『え、いいの！？』

OM『んっ』

嬉しくてぬいぐるみを抱きしめて

横にぶんぶんとふった

何かと記念としてプリクラ撮ろうと臣を誘ったが

恥ずかしいと断られた

でも無理やり連れて行って

あげくのはてプリクラ代までおごってもらって撮ることにした

『ピース』

OM『イェア』

なんだかんだノリノリの臣さん

白猫ちゃんにチューするフリとかものってくれたし

変顔もやった

『あと1枚ポーズどうしよう...あぁ時間が...えっ』

フラッシュがたかれ、画面をみてみると

白猫ちゃんをバックハグするよう持ってる私と

私をバックハグしてる臣が写っていた

OM『カップルみたい(笑)』

『やー！テテ君だけだぞしていいのは！』

と言うもの彼はテテ君本人に似てしまったもので

すごく照れてしまった