キムテヒョンの愛が重い。

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｢ん？いや、テヒョン？｣









テヒョン｢がるるるるる…がおーっ、がおーっ…｣









え、え、威嚇してるの？









手を爪立てるような形にして顔の横に寄せて

険しい顔をして唸っている。









…正しくは、ライオンの真似をしている？







まて、こいつ精神年齢幾つだ？









男子2｢え、あの、Aさんお借りしても…｣









テヒョン｢がおおおっ！！｣









男子1・2｢ひいぃいいっ！！｣









そんな光景を見ていたユンギとジョングクは

ぽけーっと口から魂が抜けていた…








そりゃそうなるよね、

突然自分の彼氏ががおーって唸り出すって普通思わないし…









するとジョングクが我に返ったように頭を振り、

テヒョンの思考を読み取った。









ジョングク｢あのー、ごめんなさい。

テヒョニヒョンがヌナのこと渡したくないみたいです。

書類なら僕が取りに行くので場所だけ教えて貰えます？｣









男子1・2｢ああ、はい…1階の会議室です。｣









ジョングク｢ありがとうございます。｣









お、さすがジョングク！








周りが見られるようになったね、成長した…








…じゃなくて！








そのあとのテヒョンは男子生徒二人がいなくなった途端ライオンごっこをやめ、

私の手作りの弁当を食べるのを再開した。









その日の幼なじみ3人のカトクグループが

テヒョンの生態について話し合ったのはいうまでもない。

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