15[YGside] ページ15
-YGside-
キムテヒョンとA。
Aは、俺が昔好きだった奴。
まあ一応まだ好きではいるけど。
俺が想いを伝えようとした日に
こいつらは付き合い始めた。
放課後に告ろうとした俺より先に
朝、始業前に告ったテヒョナに先手を取られ、
俺の初恋は、呆気なく終わった。
まあAがテヒョナと付き合った時点で、
俺の事は男として見てもらえてなかったんだろうけど。
そのあともしばらく、
俺らしくもなくひきずってたりした。
俺たち幼なじみ3人は、誰一人欠けることは無いと思っていたし、
なにより自分の好きなやつが、フラッと現れた男にかっ攫わられるなんて、
今思い出してもふつふつと怒りが湧いてくる。
でもテヒョナは良い奴ってことは
関わっていったり、Aから惚気を聞かされるうちにわかっていったから。
こいつならまあ、別にいいかなと思っていた。
…なのに、あいつは今Aのことを泣かせてばかり。
信頼した俺が馬鹿だったのか？
そんな時にAが言い出した
“テヒョナの気をひこう作戦”。
ふと、俺の黒い部分が出て、
嫉妬をさせるなんて案を出してしまった。
それも、俺自身がいい思いを出来るように。
ごめんな、A。
俺があの提案をしたのは
この機会を利用して、お前との距離を取り戻したかったからなんだよ。
嫉妬させるなんてベタな真似、誰だって思いつく。
なんで、今更こんな欲が湧いちまったんだろうな。
自分でもわかんねえ。
なあ、A。
お前のために、なんて表向きの理由、
正直もうしんどいんだけど。
あぁ、せっかく自分の気持ちに蓋をしていたのに。
また、顔を出してしまいそうだ。
ごめん、ジョングク。ごめん、A。
この数週間、Aと過ごせたことがすげえ嬉しくて、
めちゃくちゃ楽しくて。
だから、もう抑えが効かなくなりそうなんだ。
テヒョナを捨てたなら、今ソロに戻ったなら、
…少しは希望、持っていいか？
小さい頃からずっと一番近くで見守ってきたんだ。
なぁ、一番の理解者は俺だろ…？
好きだよ、好きなんだよ…A…
ちょっとはこっち向いてくれてもいいじゃんか…
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AYU - 妄想小説でテテ結構ツンデレ役多い気がするwあ！リクエストになりますが、ググクミンがメインの妄想小説作れたらで良いのでお願いしますっ！これからも頑張ってください。 (2019年11月17日 12時) (
レス) id: d871434368 (このIDを非表示/違反報告)
コロネ - 自分でキムテ振るシーン涙でたった°△° (2019年7月25日 17時) (レス) id: 065e554ec5 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - すみません！間違えました！！ (2018年12月1日 0時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - すごく面白いです！読んでいて胸がキューってなります！これからも更新頑張ってください！ (2018年12月1日 0時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - すごく面白いです！読んでいて胸がキューってなります！これからも更新頑張ってください！ (2018年12月1日 0時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんこ | 作成日時：2018年11月28日 16時
