11 ページ11
学校から帰り、決意が揺るがないうちに、
私はテヒョンに電話をかけた。
prrrrr…
テヒョン｢…なに｣
相変わらず出るのは遅く、
1度や2度の電話では出ないので何度もかけ直す。
最近は5回目の電話でやっと出るようになった。
｢話が、あるんだけど。今から会えない？｣
テヒョン｢そんなに大事な話？今じゃなきゃだめ？｣
テヒョンの声のトーンは相変わらず低くて、
興味が無いのが伝わってきて、それすらも切なくて。
でも別れさえ切り出してしまえば、
もうなんてことないのかもしれない。
はやく、テヒョンという鎖から開放されたい。
｢うん、今じゃなきゃだめ。｣
テヒョン｢…。｣
｢テヒョン｣
テヒョン｢…駅前の公園に7時。｣
ブチッ
テヒョンは場所と時間だけ指定して、
直ぐに電話を切った。
何故か最近、テヒョンの機嫌が悪い。
それはジョングクからも聞いていたし、
こっそりチラチラと様子を伺ってみてもわかる。
明らかに眉間にシワがよってるし、
ため息の数が多いし。
それが私のことを思ってだったらいいな、
なんて未だに思ってしまう自分は
もうだいぶ、
末期なのかもしれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
AYU - 妄想小説でテテ結構ツンデレ役多い気がするwあ！リクエストになりますが、ググクミンがメインの妄想小説作れたらで良いのでお願いしますっ！これからも頑張ってください。 (2019年11月17日 12時) (
レス) id: d871434368 (このIDを非表示/違反報告)
コロネ - 自分でキムテ振るシーン涙でたった°△° (2019年7月25日 17時) (レス) id: 065e554ec5 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - すみません！間違えました！！ (2018年12月1日 0時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - すごく面白いです！読んでいて胸がキューってなります！これからも更新頑張ってください！ (2018年12月1日 0時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - すごく面白いです！読んでいて胸がキューってなります！これからも更新頑張ってください！ (2018年12月1日 0時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんこ | 作成日時：2018年11月28日 16時
