××専門店 (ページ23)

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Kiss23 ページ23

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YG『なぁ、ここで話すのもあれだし…、家行く？』

ユンギさんのそんな問いに、

私は静かに頭を上下した

そのあとは2回目のユンギさんの車に乗って、

ユンギさんのお家に来た

広くて、白黒で統一されたユンギさんの部屋は、

ユンギさんらしいと思った

久しぶりに会うからなのか変に緊張してて、

さっきから全然ユンギさんの顔が見れない

YG『…店、閉めてたのは…、他にもう1つ店舗を建てようって話してて、それで下見してたんだよ』

私より先に口を開いたのはユンギさん

『そう…なんですね…、』

YG『まぁ、建てないって決まったけど笑』

ふにゃっと笑うユンギさんは新鮮で、また泣きそうになる

我慢するって思ったのに、私の気持ちとは反対に目から涙がこぼれる

YG『また泣くのかよ…、笑ほんと泣き虫だよな笑ん、こっち来な？』

そう言いながら自分の隣をトントンするユンギさんを無視してギュウッと抱き締める

『っ、寂しかったっ、』

YG『ごめんって、笑』

スルリと大きい手で頭を撫でられる

『もう会えないかと思った、っ、』

YG『今こうして会えてるだろ？』

私が落ち着くように背中をトントンするユンギさん

『私っ、そんなに子供じゃないもんっ、』

ユンギさんから少し体を離して顔を見ながらそう言うと

YG『まだ子供だろ？笑』

なんて言って笑う

『ユンギさんに言おうとしてたことあったけどもう言わない』

YG『ははっ笑ごめんごめん笑言って？笑』

『…好き』

そう言うと下を向くユンギさん

耳…赤くなってる…？

『ユンギさん？照れてるの？笑』

なんて言えば、

YG『うるせぇ、』

なんて言うユンギさん

YG『俺も好きだよ、Aのこと』

『っ、私は大好きだしっ!』

ユンギさんに会えなかった分の心の隙間は

ユンギさんの愛と優しさで、

埋まりそうな予感

"子供じゃないなら大人なこと、できるよな？"

耳元でそう囁かれて顔に熱が集中する

どちらからでもなく唇を深く甘く合わせれば

ユンギさんと一緒に寝室に向かった

　

××専門店 END