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「ぴゃあぁ」


「……ああ、お腹が空いたのね」


少し待ってて、と部屋の灯りをつけて哺乳瓶とミルクの素を取り出す。こういう時ルームメイトがいないのは利点だ。


水魔法と熱魔法の応用でお湯を作り出し 混ぜればミルクの完成。匂いを嗅ぎつけて騒いでねだる幼体を抱き上げる。


「ぴゃー!」


「ちゃんとあげるから静かに。ほら、」


「ぴぅ」


ちょっとばかり零しつつミルクを飲んでいく。よほどお腹が空いたのか全て飲み切って、自らケプリと息を吐いた。


「ぴい」


「お腹いっぱい?良かったわ」

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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月2日 14時

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