検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:643 hit

50 ページ3

しばらく歩き回っていたが、やがてヴェールの元に戻ってきた。どうやら疲れてしまったらしい。


「ぴぃー…」


「ふふ、少し休みましょうね。お昼寝しましょう」


よく食べ、よく寝て健やかに大きくなるのが幼子の仕事な。


卵を乗せていた枕元のクッションに置き 優しく撫でてやると途端に眠そうにしだした。今にも閉じそうな瞼を必死に開けようとして、でもやっぱり眠たげで。


「ぴゃあ」


「大丈夫よ、そばにいるから」

51→←49



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月2日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。