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「食べて寝て育つのが仕事だもの」


よしよし、と頭を撫でて眠りへと誘ってやるといとも簡単にコテンと倒れて丸くなった。


ぷうぷう聞こえる寝息。ミルクを飲まずに寝てしまったから夜に起きるだろう。


「あは、カワイイじゃん」


「ぷーぷー言ってるな」


「起きないうちにクッションに寝かせてしまうわね。私はこれで」


「ええ」


また明日、と出ていったヴェール。彼女の手の中で眠る可愛い幼子が人間より遥かに大きなドラゴンに成長するとは思えない。


「……さて、ディル。話の続きですが」


「バイトしてくれるでしょ?」

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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月2日 14時

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