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｢邪魔するぜぇお父サマ！！｣
その日の夕方、3人は実家である積田の屋敷に来ていた。教会の扉を開ければ1人祈る男の姿。
敬虔で何よりだが一体何に祈っているのやら。
｢長幸…！剛保と黎明まで、いきなりどうした？｣
｢まぁまぁまぁお父サマ、俺様たちちょっと聞きたいことがあるから答えてくれよ｣
｢？｣
｢こいつ｣
ずい、と写真を突き付ける。そして自分でも弟でも妹でもない誰か分からない真ん中の人物を指さした。
｢こいつ、誰だ？あんたなら知ってんだろお父サマ｣
｢……覚えてやしないだろう｣
｢あ？いいから答えてくれよ そのために来たんだぜ｣
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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年7月25日 20時
