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「紐で繋ぐから平気」


「どっか行くでしょ」


「行かないよ ね？」


「わふ！」



ほら、と言うようにグラスィドールを見る。


ほぼ無意識にため息が口から出てきた。



「…はぐれないようにしなよ？見失っても探さないからね」


「大丈夫だよ いい子だもの」



地面に下ろしてもハクアにぴったりついてくる。警戒心0だ。



「いい人間って動物に好かれるんだってさ」



「僕は普通だよ？」



「人間からすればね。
でも、その毛玉からすれば違うってこと」

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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2019年1月21日 17時

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