【H×H】白銀の牙、テセウスの体 (ページ32)

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「ハクア」

「何か用かい？兄さん」

「お前にも期待している頑張れよ」

期待していると言われて嬉しくない訳がない。

ふふ、と嬉しそうに笑うと外へ出た。

少し離れた瓦礫の上に置いた空き缶。十分に離れるとハクアはマグナムを具現化した。

失態は許されない、百発百中にしなければ。

「へぇ熱心じゃん」

「迷惑をかけたくないからね」

「あんまり顔には出さないけど、アンタの援護射撃助かるよ」

マグナムだけではない。

スナイパーライフル、マシンガン、ランチャー、諸々。

銃及び付属効果を帯びた弾丸を具現化する能力は実に巧妙だ。