検索窓
今日:31 hit、昨日:15 hit、合計:1,215 hit
小｜中｜大

2 ページ4

翌朝、グラスィドールは目を覚ました。


昨晩見た少女は体育座りしたまま 動かない。


ぐすん、とまた嗚咽が聞こえてきた。また泣き出す前に兄弟を探し出さなければうるさくなる。



「名前 なんて言うの」


「…ハクア」


「あっそ どっちの方から歩いてきた？それとも連れ去られてきた感じ？」


「……本、探してたの」



探している途中で迷子になってしまったようだ。


きっとはぐれてしまった兄弟もこの少女を探していることだろう。


グラスィドールは面倒くさそうに息を吐くと、ハクアに手を差し伸べた。



「な、なに」


「アンタの兄弟 探してあげる」

3→←1



→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加
設定タグ：H×H
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2019年1月21日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。