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｢暗いところでしか生きられない僕らがまともな方法でやってける訳ないでしょ？｣
｢でも……そんなにたくさん殺すなんて、それも目を奪うなんて｣
｢うざい｣
ずびし、と頭に手刀を落とされるハクア。涙目で睨めば鼻で笑われた。
どうしてグラスィドールはいつも自分をいじめるのだろうか。
｢腹括りなよ、女々しい｣
｢僕は女だよ｣
｢生物学的な話でしょ｣
｢どういう意味だい？｣
｢もう１回泣かされたい？｣
また、こいつは。歯を食いしばりつつも涙を膨らませるハクアをクロロが何とかあやそうとしていた。
｢グラスィドール、ハクアを虐めるな。ただでさえ泣き虫が直っていないのに｣
｢クロロ、それフォローになってないから｣
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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年1月21日 17時
