今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:1,176 hit
小｜中｜大
11 ページ13
｢しばらく構ってもらえないよ｣
｢そんなわけないもん｣
ほっぺたを膨らませるハクアに冗談だと笑って返す。読んで、と言われたので絵本を声に出して読んでやった。
読み書きが出来ないわけじゃないが、目で読むよりも聞かせて貰う方が好きらしい。
｢─で、1人と3匹は─｣
｢あわわ……｣
ハラハラするハクアは見ていて面白い。この流星街では珍しいくらいに純粋だ。
そのうち嫌でもこの街の本当を知ることになるからと、クロロが気を付けているのだ。幼い今だけでもと。
まだ文字だらけの本は読めないがそのうち読むようになるのだろうか。
｢─めでたしめでたし
どう？面白かった？｣
｢面白かった！｣
｢じゃあおやつにしよっか。昨日拾ったクッキーがあるから｣
｢クッキー！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：H×H
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年1月21日 17時
