【H×H】白銀の牙、テセウスの体 (ページ11) - 小説

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9 ページ11

｢僕は人よりちょっと走るのが速いだけ、読み書き出来ないしアンタが考えるほど役に立たないよ｣

｢構わないさ読み書きなら俺が教える｣

｢そりゃどうも｣

何はともあれデメリットが少ないのだ、わざわざ苦労する方向に向かうものか。

｢お兄ちゃん！｣

｢おっ……と。どうしたんだハクア｣

｢その人なかまになるの？｣

｢そうだ｣

｢わーい！｣

きゃっきゃと喜んで抱き着いて来ようとしたハクアの頭を鷲掴む。手脚のリーチ差のせいでそれ以上近付いてこれない。

｢なにするの！｣

｢抱きつき却下。大好きなお兄ちゃんにやれば｣

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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年1月21日 17時