検索窓
今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:2,333 hit

44 ページ48

凛刀から手を離し、以前 巳から教わった構えを取る。



もし武器を奪われたら、のことを想定してだ。





「蛇拳?」




「私は断罪のために勝たなければならないのです」




ですから、と手刀を突き出しながら 言う。





「必ずあなたを殺します」




「当たればの話だろ」





寝住に攻撃が一切当たらない。




寵蛇の顔に疲れが見えてきた頃、寝住はあくび混じりに呟いた。






「鼠ってさ」





「?」





「よく蛇の餌になるけど 今回は逆だね」

45→←43



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月8日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。