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「兄様…!」




ボトボトと鮮血が垂れる。




次の瞬間、辰より更に高いところに飛び上がった者がいた。




「ドラゴン君、知ってる?
兎はねぇ 月まで跳べるんだよ?」




「寵蛇 お前だけでもーー」




手を離されて、重力に逆らうことなく 落ちていく。




彼女の目の前で卯の剣が横に薙ぎ払われ、辰の身体が上半身と下半身で別れた。




滴る鮮血が、頰を伝った。

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月8日 16時

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