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餌はいつの間にか勝手に食べてきているらしく、よく口の周りに血らしきものがついているのを見る。考えるのはやめた方が良いだろうか。
ボールをハクアに渡して、早く早くと目を輝かせるロボ。再び投げてやれば尻尾を振って駆けていった。
｢何ねあのデカい狼、ただの犬みたいね｣
｢大きさ以外は昔から変わらないよ。ウボォーとフランクリンを抜かした時はどうしようと思ったけれど｣
｢どんどんデカくなってたからね｣
ロボは昔から団員の皆が大好きだ。はしゃぎ過ぎてフェイタンの腰から上を咥えてしまったこともある。
グラスィドールは義肢を何度か壊された。
｢わふっ！｣
｢うん、いい子だね｣
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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年1月26日 23時
