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ふん、と顔を背けてグラスィドールを引っ張った。地下室の隅にくると壁に寄りかかる。


「にゃー」


「かわいいね ノクス」


「…まったく、少しぐらい緊張したらどうなんだい」


厳しい試験に加えて受験生同士の妨害・蹴落とし合い。気が休められやしない。


他を落とせば自分が受かるわけでもあるまいに。


「なるようになるでしょ」


「にゃあ」


「ねー、ノクスもそう思うでしょ?」


「……落ちるわけにはいかないんだ」


「大好きなお兄ちゃんに褒められたいもんね」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月26日 23時

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