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ポーチをがさがさと漁る。


櫛を取り出すと グラスィドールに少し乱暴めに手渡した。


「ポーチ持ってるとか女子みたい」


「みたいじゃなくて僕は女だよ!」



ふん、とそっぽを向く。


その拍子に近くにいた男の肩にぶつかってしまった。


すまないね、と一言謝ったのだがどうやら許してくれないようだ。




「女のくせに調子のりやがって…!」


「あのね、今 僕は機嫌が悪いんだ。
一発ぶち込まれたいのかい?」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月26日 23時

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