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案内された奥の部屋だった。


席に座れば 運ばれてくるステーキ定食。



「食べないの？」


「あんまりお腹すいてないんだよ」


「お腹すいてなくても食べないとクロロに怒られるの僕なんだけど？」


「勝手に怒られれば？
僕は兄さんに絶対に叱られないから」



付け合わせのサラダを口に運びながら得意げにする。


グラスィドールも水を一杯飲んだだけでステーキに口をつけていなかった。


この部屋そのものがエレベーターになっているらしく、チンと到着を知らせるベルが鳴った。



「ノクスは大丈夫なのかい？」


「何とかね 大人しいから問題ないよ」

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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2019年1月26日 23時

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