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シャルナークが調べたという会場の場所に到着したところまではいい。


いいのだが、目の前にあるのはただの定食屋だ。どういうことだ。


「なにこれ」


「合言葉を言えば良いようだよ。どう見ても注文にしか聞こえないけど」


「まぁ言えばいいんじゃないの」


ノクス、とコートの中に隠れてもらう。一応飲食店だ 止められてはかなわない。


店に入れば威勢のいい店主の声。疑い半分に合言葉を言えば奥に案内された。


「ステーキ定食、弱火でじっくり……?」


「こちらへどうぞー」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月26日 23時

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