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抱っこしてもらえると信じて疑わないロボの目は輝いている。
キラキラした目をした愛らしい子狼の期待をどうして裏切れようか。抱っこしてやればすでにちぎれんばかりに振られていた尻尾がさらにブンブン振られた。
「尻尾って残像しか見えないんだっけ?」
「勢いが凄まじいね……そんなに嬉しいのかい、ロボ」
「わふっ!」
「うわぁぁぁぁぁ漏らした!?」
「嬉ションってやつ?めちゃくちゃ懐かれたね」
「どうすればいいんだい!?」
「ほっときゃ止まるでしょ」
何がとは言わないが、ロボが嬉しさのあまり漏らした。何がとは言わない。
まぁアジトの外だったしどこも汚れなかったし、何よりロボが可愛いので良しとしよう。
そんなグラスィドールの腕の中にはあの子猫。ノクスと名付けられた黒猫は騒ぎに驚いて震えていた。
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2019年1月26日 23時