BROTHERS CONFLICT ♪私の自慢のお姉ちゃん♪３！

１４２話 ページ46

(人2)「！？………な、なんでこんなにギャラリーが…」
イクト「皆、お前の歌声につられてここに」
(人2)「兄様……」

すると突然…

ロキ「(人2)ー！！」
(人2)「ひっ」

後ずさったら手すりが…

バキッ

(人2)「きゃっ！？」
コレット「落ちる！？」

グッ

なんとか落ちずにどこかに掴まれた…

(人2)「コレット、大丈夫？？」
コレット「お姉様が抱っこしててくれたから大丈夫…」
(人2)「怖い思いさせてごめんね、もう少し私に頑張って掴まってて？」
コレット「うん！」

そして私は兄様を呼び…

(人2)「兄様！」
イクト「(人2)！」
(人2)「ロープをつるして！」
イクト「わかった！」

兄様はカーテンを破り、長いロープにして…

イクト「ロープ下ろすぞ！」
(人2)「ええ！」

ロープを受け取ったけど長さがまだ…

(人2)「あと１０mたりない…仕方ない、コレット？」
コレット「はい？」
(人2)「私にしっかり捕まっててね？」
コレット「わかりました！」
(人2)「兄様！テラスに居る人達も退けて！邪魔！！」

兄様は返事はしなかったけど上から声がしたから大丈夫

コレットが首に回していた腕をしっかり捕まってるのを確認し…

(人2)「それじゃ…」

ロープをしっかり手と足で掴み、ブランコのように揺らし…

(人2)「せーの！」

テラスと同じ高さまで揺らし、跳んだ

(人2)「よしっ！コレット、もう大丈夫だよ」
コレット「お姉様凄い！！お姉様に掴まってるときお空の星がスッゴクキレイだったの！」
(人2)「怖くなかった？」
コレット「全然！面白かった！」
(人2)「ふふっ♪コレットは強いのね」
コレット「えっへん！」

イクト「(人2)！！」
(人2)「兄様、ありがとう」
イクト「怪我はないか！？」
(人2)「大丈夫よ」

セイラ「コレット！(人2)さん！」
コレット「ママ！」
セイラ「怪我は！？」
コレット「お姉様が守ってくれたから大丈夫だよ！」
ジュ「ごめんね(人2)ちゃん、ロキが(人2)ちゃんに突進しなければ…」

(人2)「いえ、ジュール様、問題はそこだけじゃありません」
ジュ「と言うと？」
(人2)「私が手すりに手を置いた時、すでに手すりが壊れていました」
全「！？」
？「………」

イクト「何処に行く気だ？」

と兄様が掴んだ人は

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